パレスチナ自治政府は独立後の首都をエルサレム(東エルサレム)と主張しているが、エルサレムはイスラエルの実効支配下にあるため、事実上の最高統治機関であるファタハ系の議長府はラマッラーに置かれている。
「ラーマッラー」は「至高の神」を意味するアラム語をアラビア語に投影したもので、日本では「ラマッラー」「ラマラ」「ラマッラ」とも表記される。報道機関では「ラマラ」と表記されることが多い。また、ヤーセル・アラファートは、エルサレムへの埋葬を希望していたがラマッラーにおいて埋葬され、墓もラマッラーにある。
人口は2014年時点で約33,200人。
ラマッラ市内は起伏が激しいため、基本的に自家用車またはタクシーで移動する。
シティーセンターのみならば徒歩で移動できる。
他の都市へはバス、またはセルヴィス(乗合タクシー)で安価に移動できる。バスやセルヴィスはシティセンターから出ている。