タイべ村 / Taybeh

ヨルダン川西岸、ラマッラー中心部から北東にあるキリスト教徒の村。
タイべビールやタイべワインの生産地。初秋にはオクトーバーフェスタが開催される。
タイべ村とはアラビア語で「良い村」という意味。
言い伝えによると、12世紀から13世紀にかけて活躍しエルサレム王国、そして十字軍を破ったイスラム圏の英雄サラハディーンが戦時中にこの地に立ち寄り、良いおもてなしを受けたため彼により「良い村」と改名されたとされる。
古代ローマ帝国の皇帝、聖コンスタンティヌスの母で聖ヘレナ(キリスト教をローマ帝国に受容させ広めた)によって4世紀に建てられたとSt. George (Al-Khadr)教会跡も見所の一つ。現在もこの地で羊を屠るようで、筆者が訪れた際も血の跡が残っていた。




【場所】
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