エリコ(イェリコ、ジェリコ、アラビア語ではアリーハー、アラビア語: أريحا、ヘブライ語: יְרִיחוֹ、Jericho)は、パレスチナ東部のエリコ県の県都。 2014年の人口は2万2000人。
死海の北西部にある町。古代オリエントの中でも古い町で、紀元前8000年紀には周囲を壁で囲った集落が出現した。世界最古の町と評されることもある。世界で最も標高の低い町でもある。
エリコは、死海に注ぐヨルダン川河口から北西約15kmにあり、現在はヨルダン川西岸地区に含まれる。海抜マイナス250mの低地にある。「スルタンの泉」と呼ばれるオアシスがあり、人々が住み着いた。エリコの名前は『旧約聖書』にも繰り返し現れ、「棕櫚(しゅろ)の町」として知られていた。
世界一標高が低い町と言われており、標高は-260m。 夏は40℃にものぼることがあり、 帽子と水分が必須である。 冬は日本の秋くらいの気候である。
エルサレムからタクシーで移動する場合は、検問所を通過するため、200シェケル程はするだろう。アラブ人のタクシードライバーのみ対応できるので、旧市街がある東エルサレムでタクシーを拾うと良い。乗合タクシーが出ている場合は比較的安価で訪れることができる。
遺跡ごとの徒歩での移動も難しく、 タクシーを利用した方が良い。